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最近、中小企業の支援に関わる中で、感じることがあります。

それは、

同じ中小企業でも、これから伸びていく会社と、徐々に厳しくなっていく会社の差が大きくなっている

ということです。

以前は「大企業と中小企業」という分け方で語られることが多かったように思います。

でも今は、中小企業の中でも二極化が進んでいるように感じます。

経営環境は確実に厳しくなっている

原材料価格の上昇、エネルギーコスト、人件費、物流費、人手不足。

会社を取り巻く環境は大きく変わっています。

これまでと同じ売上、同じ仕事のやり方を続けているだけでは、以前と同じ利益を残すことが難しくなってきました。

今はまだ仕事がある。

長年付き合っているお客様もいる。

過去に蓄積してきた資産もある。

だから、すぐに困るわけではない。

でも、

「今まで何とかなってきたから、これからも何とかなる」

という考え方だけでは、少しずつ体力を失っていく会社も出てくるのではないかと思います。

国の支援の方向性も変わってきている

国の中小企業支援を見ていても、最近は、

成長しようとする企業に、より大きな支援をしていく

という方向性を強く感じます。

かつて人気であったものづくり補助金や新事業進出補助金は

採択率がピーク時の約半分になっています。

成長の可能性を感じる企業をそれだけ厳選しているということでしょう。

売上を伸ばすことと、利益を残すこと

では、そんな中で何が必要なのか。

私はシンプルに、二つだと考えています。

一つは、

売上を伸ばすこと。

自社の強みを考える。

新しい顧客や市場を開拓する。

新しい商品やサービスを考える。

必要であれば設備投資をする。

もう一つは、

今の売上から、しっかり利益を残すこと。

ムダを減らす。

不良を減らす。

生産性を上げる。

仕事のやり方を見直す。

デジタルやAIも上手に使う。

売上だけ増えても、利益が残らなければ会社は強くなりません。

一方で、コスト削減だけを続けても、いずれ限界があります。

だから、

「成長」と「収益力」の両方を見ること

が大切なのだと思います。

自分には何ができるのか

私自身も、この状況の中で、

「自分は中小企業に対して何ができるのか」

を改めて考えるようになりました。

一つは、会社の強みを整理し、これからの売上をつくるための経営戦略を一緒に考えること。

もう一つは、現場改善によってムダやコストを減らし、利益をしっかり残せる会社にしていくこと。

この両方をつなぐことが、自分にできる支援なのではないかと思っています。

二極化の分かれ目はどこにあるのか

会社の規模でもなく、

今の売上でもなく、

今までの実績でもない。

これからの中小企業の二極化を分けるものは、

「自分たちはこれからどうするのか」を考え、実際に動いているかどうか。

そこなのかもしれません。

環境が大きく変わる今だからこそ、

今までの延長線上だけではなく、

これからの会社の姿を、一度じっくり考えてみることが必要なのではないか。

最近、そんなことをよく考えています。

CATEGORIES:

経営

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