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「フォロワーシップ」という言葉を、最近よく耳にするようになりました。これまではリーダーシップばかりが注目されてきましたが、組織の成果はリーダー一人では生み出せません。近年、フォロワーシップは組織運営における非常に重要なテーマとして位置づけられるようになり、実際に企業研修のご依頼をいただく機会も増えています。

今回は、フォロワーに求められる4つの要素を整理してみます。

1. 主体的な貢献

フォロワーシップは、単に「指示に従うこと」ではありません。リーダーの方針を理解した上で、自分の役割を自ら考え、成果に向けて動く姿勢が求められます。

  • 指示を待つのではなく、状況を見て自分にできることを考える
  • 「言われていないからやらない」ではなく、目的に立ち返って行動する

指示待ちの姿勢が多いチームでは、リーダー一人に負荷が集中し、組織全体の動きが遅くなります。

2. リーダーへの積極的な提言

フォロワーは、リーダーの決定に黙って従うだけの存在ではありません。現場で得た情報や気づきをもとに、必要な場面では意見や懸念を伝えることが求められます。

リーダーは常に正しい判断ができるわけではなく、現場の情報を最も持っているのはフォロワー自身であることも多いです。「言うべきことを、適切な形で伝えられるか」は、優れたフォロワーシップの重要な要素です。

3. 適時適切な報連相

報告・連絡・相談は基本動作ですが、「適時」「適切」に行われているかどうかが、実際にはチームの成果を大きく左右します。

  • 悪い情報ほど早く共有する
  • 判断が必要な場面では、先送りせず早めに相談する
  • 状況に応じて、伝える相手・タイミング・粒度を調整する

タイミングを誤った報連相は、正しい情報であっても、対応の遅れや誤解を招く原因になります。

4. チーム全体への目配り・気配り

フォロワーシップは、リーダーとの関係だけでなく、チーム全体との関係の中でも発揮されます。

  • 自分の業務だけでなく、周囲の状況にも意識を向ける
  • 困っているメンバーに気づき、声をかける
  • チームの雰囲気やバランスを見て、必要な行動をとる

一人ひとりがこうした目配り・気配りを持つことで、リーダー一人に頼らない、支え合うチームが形づくられます。


まとめ

フォロワーシップは「受け身の姿勢」ではなく、組織を支えるもう一つの積極的な役割です。リーダーシップとあわせてフォロワーシップを育てることが、これからの組織づくりにおいて欠かせないテーマになっています。

TK Consultingではリーダーシップだけではなく、フォロワーシップに関する研修も行っています。従業員が200名を超える会社で全10回に分けて全社員研修も行っています。全社員で研修を受けることで、そこで得た気づきが共通言語になります。社内研修をご検討中の方はぜひお声掛けください。

CATEGORIES:

人材育成

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